こんにちは。青果部の草田です。
昨日は、豊橋市二川にある「河合果樹園」さんにお邪魔してきました。
河合さんは無農薬レモンの生産の草分け的存在であり、全国的に有名な方です。
多くの方が視察・見学に来るほか、テレビやラジオの出演も数多くあり、
今は何と経営塾までやっています。
そんな超多忙な河合さんが、今日は私の為に時間を割いてくださいました。
大変ありがたい限りです。
これが河合さんの無農薬レモンです。
このような栽培方法は河合さんが自分で考え、編み出しました。
ちなみに木を吊るすと玉伸びが良くなり、重量が増すのだそうです。
このように無農薬レモンは直接地面ではなく、鉢に植えられています。
こうすると木の生長をコントロールでき、病気になりにくいのだそうです。
鉢の中には雑草が生えていますが、これも大切なもので、
無農薬レモンにとっていい雑草を選って、わざと生やしています。
もちろん雑草を見分けるのは至難の業で、
私には違いが分かりませんでした。
こちらはレモネーディアという品種です。
通常より甘みの強い品種で、最近はこちらの方が人気があるようです。
高度経済成長期には酸っぱくないレモンなんかと誰も見向きもしなかったため、
なくなりかけた品種でしたが、今になってその良さが再認識されています。
私もフルーツ感覚で食べれるコレが、大好きです。
こちらは極早生みかんの畑。
収穫は終わってしまい、今は来シーズンの準備です。
中国からの留学生が、慣れた手つきで黙々と作業をこなしてました。
河合さんは5代続く農家で、若かりし頃は普通の農法でした。
しかし病害虫とのいたちごっこに疑問を感じ、
虫や草といった自然の力を最大限に利用した農法に切り替えたそうです。
実際河合さんは立て板に水のごとく、
スラスラと虫や草の名前を説明してくださいましたが、
その裏には先駆者としての並々ならぬ苦労があったことも、また感じました。
ちなみに河合さんはインターネットを使っての直接販売もいち早く行っており、
今では日本全国で無農薬レモンや厳納薬ミカンを心待ちにしている方がたくさんいます。
ホームページの方も大変力を入れていますので、
もしよかったらそちらも見て下さいね。
(厳納薬の由来も書いてありますよ。)
http://www5.ocn.ne.jp/~kawaikje/
そんな各方面から大変注目を浴びている河合さんの無農薬レモン・レモネーディアは、
ビオあつみで好評販売中です。
この機会にぜひどうぞ。